コレクション: 木村翔太

木村翔太(Kimura Shota)は彫刻と絵画を中心に手掛ける美術家。広島市立大学で学部、修士課程と彫刻を専攻したかたわら、コミカルな絵画も手掛けています。電柱、縄、恐竜を主なモチーフとして、現実と虚構の狭間を軽やかに行き来する作品が魅力です。

プロフィール

  • 1993 広島生まれ
  • 2017 広島市立大学芸術学部彫刻専攻卒業
  • 2019 広島市立大学芸術学研究科造形芸術専攻彫刻研究修了

 インタビュー

木村翔太さんは絵画と彫刻をフィールドに、現実と虚構の狭間にあるような世界観をどこかコミカルなタッチでつくり上げています。絵画と彫刻の両方に取り組むようになった経緯と、作品の背景にあるテーマについて伺いました。
木村翔太さんは絵画と彫刻をフィールドに、現実と虚構の狭間にあるような世界観をどこかコミカルなタッチでつくり上げています。絵画と彫刻の両方に取り組むようになった経緯と、作品の背景にあるテーマについて伺いました。
 

―モチーフがすごく独特な印象です。どういったことに関心があるんですか?

最近のテーマは、歴史を題材にした作品、電柱、そして恐竜の3つに絞られてきています。

歴史はもともと好きだったのもあるのですが、歴史的なエッセンスとかを取り込んで、シリアスな題材でも柔らかいタッチで面白いことをしたくて、水彩絵具を使っています。そのせいか、漫画っぽいとか、ジブリみたいと言われることもあったりするんですけど、実際のところは山口晃さんや野口哲哉さんの作品に大きく影響を受けているというところです。

 

電柱はモチーフとして面白いと思っているから描いているんですけど、画の中に存在すると、それが虚構的な世界であっても、急に現実感が出るんですよね。あとは恐竜は、神のような超越的存在といいますか、そういうモチーフとして描いています。

 

歴史、電柱、恐竜と並べてみると、電柱も景観との兼ね合いでだんだんなくなってきいますし、もしかするとなくなったもの、なくなりつつあるものに興味があるのかもしれません。



―絵画と彫刻の両方に取り組んでいるんですよね。

そもそも具体的な進路としては、大学で芸術学部に進学するまでは高校も普通科で美術部でもなかったんです。でも小さいころから絵を描くのが好きで、そういうキャラクターではあったと思うんです。それで大学は美術系の学科への進学を目指すことになって、本来は油絵が希望だったんですけど、通っていた画塾の先生に、「油絵はお金がかかる、彫刻のほうが安くやっていけるぞ」と言われて。そのときはそんなものかと思って、そのまま彫刻学科に進み、木彫制作に励んできました。でもやっぱり絵を描くのが好きだなとずっという思いはずっとありまして、大学院に進学したあたりのタイミングから学業とは別に絵画制作にも取り組んでいます。

―平面に取り組み始めたときになにか具体的なきっかけはありましたか?

いつもいろんな縁で活動が広がっていくんですよね。画材店の外壁への壁画制作をしないかと声をかけられたのも、ちょうど平面作品に取り組みたいなと漠然と考えていたタイミングでしたし、卒業後はスペースの関係から彫刻制作は難しいかなと考えていたところでアトリエや倉庫の話が舞い込んできたり、不思議なものです。

 

―平面の作品へのきっかけは、屋外の壁画からだったんですね。 

そうなんです。壁画関係だと、ピカソ画房では半年ごとに新しいものに描きかわるんですけど、今年の後半の担当をまた受けることになっていまして、いまは構想を練っているところなんです。昨年は、以前からお世話になっている駱駝カフェでも壁画制作をしました。「今後も作家としてやっていきたい」という話としているときに、それだったらうちの壁にも描いてみる?という流れでしたね。

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広島市西区横川で営業されている 「駱駝カフェ」のガラス壁面に 11/1~11/8の期間、ペイント制作をしました。 作品は営業中常にありますので横川に足を運んだ際、是非ともいらしてください! ジャム専門店なのでビンなどを配置したりと色々と表現の手探りをしつつ楽しめて筆を進めていけました。(なんか余力がすこしあったので裏面にも描いたりした) 制作中作品の感想をお聞きしたり撮影してもらったり、動画を撮ってもらったりなど様々な助けを受けながら完成にもっていけれてよかった.... 恩師や知り合いの方々、ご来店ありがとうございます。 どなたか描いてほしい壁面がありましたら連絡よろしくお願いします~🐧 #art#artwork#paint#painting#wallpaint#cafe#graffiti#graffitiart#壁画#カフェ#駱駝カフェ#acrylic

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こうして振り返ってみると、ギャラリーや美術館といった建物の中でおさまるよりも、外で野ざらしのほうが好きというか、合っているような気がするんです。シュッとした感じというよりは、生暖かさがあるような、といいますか。 虚構的なモチーフを使うことも多いんですけど、もう存在しないものを、生きているかのように表現する温度感は大切にしたいなと思いますね。
 

活動が幅広く展開していくのは、愛される人柄にもあるような気がしました!

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主要展示歴・作品など

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